104日記

 主に雑記。

「コンビニ人間」読んだので感想

 

コンビニ人間

 

イッキ読みしてしまう

 

『コンビニ人間』すごくテンポがいい。

ジェットコースターに乗ったかのように

最初から最後まで一気に読める。

読んでいるときの爽快感がきもちいいほどに。

 

それは、描かれている世界が

身近なものであり、平易な言葉で

描かれているからかもしれない。

 

どこか独特のコミカルさもあり、

最初から心をぐいっと掴まれる。

 

 

ミニマルな量がちょうどいい

 

量もすごくちょうどいいと思った。

 

もう少しその世界を感じていたいと

思うところで読み終わる。

 

その分、余韻が残り、

作品への味わいが増す。

 

別に量が少ないというわけでない。

ミニマル的にすごくいいと思った。

余計なものがとても

削ぎ落とされているイメージ。

 

結構重い作品?

 

後半になるにつれてギョッとするような

ところも多々あり、心理的にも飽きない。

 

その中でも比較的「軽い」ものを一つ紹介したい。

 

正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間を処理されていく。そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人たちに削除されるんだ。

 

 

自他ともへの想像力

 

ぼくが本書から学んだことは、

 

社会の常識や普段自分が

何気なくやっていることが

時に誰かを傷つける暴力的な

側面を内包しているということ。

 

日常に対する想像力が

足りなかったことを感じた。

 

客観的に自分のことを

見つめるのはカンタンではない。

 

作家人間

 

エンターテイメントとしてもすごく楽しめた。

 

こんな物語を書ける

作者の村田沙耶香さんは、

まさに作家人間に違いない。

 

ぼくは良いブログ人間になりたいものです。

 

 

コンビニ人間

コンビニ人間