104日記

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シンプルさの強さ美しさがわかる映画『ザ・コンサルタント』

ザ・コンサルタント(字幕版)

この映画を観てまずシェアしたいのは、

  • シンプル・イズ・ベスト
  • シンプルは強くて美しい

主人公のクリスチャンは、ミニマリストにも見える。
それは彼のある性格からくるのだけれど。
本作の主人公…クリスチャン・ウルフ(ベンア・フレック演じる)

シンプルさや最小限主義へのあこがれやこだわりについても考えさせられる映画です。

あとは、追記です(若干のネタバレあり)

 

アクション/サスペンスと見せかけて

映画チラシ ザ・コンサルタント ベン・アフレック

本作を観はじめたときの印象は、アクション・サスペンス。

実際本作のキャッチコピーは、

  • 職業、会計コンサルタント。本業腕利きの殺し屋。
  • 顧客:世界の悪人
  • 命中率100%のスナイパー
  • 天才的頭脳
  • 無双ファイター

序盤は「イコライザー」「ジョン・ウィック」を思い出す人が多いはず。

イコライザー (字幕版)

だから同じような転換になるのかと思いきや…
本作の「着地点」はまったく異なります。

「え?こう言う映画だったの?!」

という感じでいい意味で期待が裏切られます。そしてどこか暖かい余韻を残して映画を見終わることができます。

本作は、アクションありの謎解き映画でもありかつ

「人間ドラマ」

だから男性だけでなく、女性にもオススメ。

 

主人公は自閉症

主人公のクリスチャンは、自閉症をかかえている。

クリスチャンの場合、

  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 行動のレパートリーが狭く、同じ行動を繰り返す

たとえばクリスチャンの部屋からはつよい潔癖とこだわりが見えます。

一方、「特殊な能力をもつ」。

  • 数字につよく、
  • 最小限の行動で完璧に目的を達する

「自閉症」というシビアなテーマを扱っているが、非常に配慮して真摯に作品を作っていることがわかる。この点はのちほど。

 

残酷なまでに洗練されたアクション

本作、なんといってもアクションが新しくて最高。

主人公の性格がアクションに反映されています。

無駄な動きが一切ないアクションを追求した結果、インドネシアの「プンチャック・シラット」を採用したそう。

みると分かりますが動きが直線的で効率の良さが伝わってきます。

また射撃も無駄がない。最短で「目的」を達する。派手な動きはなく的確に急所を狙う。

最小限もここまで突き詰めると無慈悲で残酷なものだと思わされる。

2丁拳銃で宙をまったりせず、ただ狙いを定めてヘッドショット。武器も無駄のないシンプルな拳銃やライフル。

今回の主人公、絶対に敵に回したくないです。敵に心底同情します。

 

作品に登場したカオスな絵の正体

本作ではある「絵」が登場します。

ジャクソン・ポロックの『free form』という作品らしいです。

なんでもポロックの絵は一見カオスですが、フラクタル構造がみられ、鑑賞者をリラックスさせる効果を与えるんだとか。

 

Jackson Pollock: 1912-1956: At the Limit of Painting (Basic Art 2.0)

 

ベンアフレックと監督のことば

周囲から障害ばかりを注目されている人物がこれほどの能力をもつ。
これを見て何かを感じてもらいたいね

ベン・アフレック

 

人と違っていることを評価できる時代だ。
疎外されてきた人も受け入れられる。
クリスチャンのように異質な人を祝福する映画をつくりたかった。

ギャヴィン・オコナー監督

 

最後に

最初のある施設でのシーン。

その後非常に大事になりますので。ここはわりと集中して見たほうがよいです。会話はもちろん。ちょっとした小道具などにしても無駄なカットがほんとないです。

  

あと、なんといっても今回すばらしいのはベン・アフレック。微妙なニュアンスも演技にしていたように感じました。ベン・アフレックの演技だけでも観る価値あります!

アナ・ケンドリック演じるデイナとの掛け合いもよかった。

続編も制作されているとのことで、今観るべき作品なのは間違いないです。

www.youtube.com

 

ザ・コンサルタント(字幕版)

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ゴーン・ガール (字幕版)

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