104日記

 ダイエット、投資、読書、心理学など主に雑記

「お金2.0」から考える仮想通貨の可能性  

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気象庁が「異常天候早期警戒情報」を発表したことが話題になっています。

気象庁 | 異常天候早期警戒情報

先週末から続く「NEM大量流出」は仮想通貨の世界にとっての警戒情報になるのでしょうか?

本記事で言いたいことは、

仮想通貨を正しく怖がろう

ということ。

コインチェックのNEM流出問題が連日報道されています。

www3.nhk.or.jp

これに言及する記事も増えています。以下はひろゆきさんの記事。

getnews.jp

NEMとは、ビットコインのような仮想通貨の1つ。

 

今回のコインチェックの話の経緯は以下のようなもの。

 

コインチェックから580億円相当のNEMが流出

コインチェックは扱っているすべての仮想通貨の出金を停止
(ビットコインも出金できない)

記事執筆時、未だに出金のメドはたっていない。

 

これを見て

「やっぱり仮想通貨怖い」

と思われるかもしれません。

それでも仮想通貨全般に対してアレルギー反応を持ってしまうのは勿体無い。今回の騒動以降も仮想通貨や新しいお金に関しては今後ますます広がると思われるためです。

 

『お金2.0』

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

あえて紹介したい本が

お金2.0』。

宣伝が多くなされているので目にした人もいると思います。

書籍レーベル「NewsPicks Book」から出されています。幻冬舎とNewsPicksの協業で生まれたレーベルです。

著者は佐藤航陽氏。アプリ「タイムバンク」のメタップスの社長です。

タイムバンク - 時間を売買できるアプリ

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NewsPicksはューズピックスは、経済情報に特化したニュースサービス。

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最近のNewsPicksの記事には、

「トークンエコノミー」、「ICO」など様々な専門用語が飛び交っています。

トークンエコノミーとは、仮想通貨やブロックチェーンの仕組みの上で動く独自の経済圏のこと。国家がやってきたことの縮小版を企業や個人ができる仕組み。
まだ正確な定義は固まっていません。本来は、ブロックチェーン上の文字列のことです。

ICO(Initial Coin Offering、イニシャル・コイン・オファリング)とは仮想通貨をベースとした資金調達のことです。

関心がなかった人には、ギャルをはじめとした若者ことばのように感じるかもしれません。

若者のサークルは文化の流行を生みます。一方、経営者サークルは、ビジネスのトレンドを生み出します。

「お金2.0」を読むべき理由

お金2.0で紹介されている知識は、その経営者サークルに共有されています。本書を読むことでビジネス最前線で前提となっている知識を知ることができる。またタイトル通り、次のお金についても知ることができます。

それの何がおいしいの?

ということですが、ようは、お金に関して有利なポジションをとれる。少なくとも損をしないで済むかもしれません。

時代とともにお金の仕組みは変わります。

  • 中央銀行がお金を刷って、国が経済を管理するようになったのはここ100年のはなし
  • もともとは今の銀行のような民間が担っていた
  • 金貨から紙のお金(兌換性のある紙幣)に変わった時も不安を感じた人が多かった
  • 金本位制の終了でお金がゴールドの裏付けをなくした時も多くの批判があった

今の通貨発行システムは、100年ちょっとの歴史しかありません。もともと通貨発行権は、世界的には今の三井住友銀行やみずほ銀行のような民間がになっていました。

だからこれまでの既存のシステムを前提にして将来設計を行うと未来を見誤る可能性があります。

テクノロジーは自然ではない

この点について本書ではダグラス・アダムスの言葉が紹介されています。

人間は、自分が生まれたときにすでに存在したテクノロジーを、自然な世界の1部と感じる。15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳になって発明されたテクノロジは、自然に反するものと感じられる。

自然になったものを疑うのは難しいです。

私たちの脳はいちど常識ができあがってしまうとその枠組みの中で物事を考えたり判断するようになってしまい、新しく誕生した技術などバイアスなしに見ることが難しいのです。

これの典型例が話しことば。これまで長年使ってきた言葉と違うことばに批判的な感情をもつのは当然です。

 

お金の未来は?

今後は分散化が進むと本書では分析されています。いくつもの独自の経済圏が生まれ、人々はそれを自由に選ぶことができるようになると。

これまでは情報の非対称性から中央集権の仕組みが取られていました。でも今はインターネットによって情報の非対称がなくなりつつあるからです。

そして分散化をすすめるのがトークンエコノミーやシェアリングエコノミーということ。

 

さいごに

投資では多くの人の裏を行くのが基本

「お金2.0」を読めばそれができるかも。さらに、

  • 「次のお金」を考えるヒントを得ることができる
  • 自分のお金に対するバイアスを相対化できる
  • 仮想通貨の可能性を落ち着いて考えることができる

あと、Amazonで本書の購入を検討した際、

「この商品を買った人はこちらの商品も買っています」

という広告に「長濱ねる1st写真集 」が出てきたんですが、
読者層と長濱さんの層が被っているのかもしれません。

あとなにもいますぐ仮想通貨に始めるべきと言っているわけではありませんよ。

バフェットに言わせれば、投資対象は徹底的に調べるのが王道です。

新しいお金について「ここから」考えてみませんか?

長濱ねる1st写真集 ここから