104日記

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舛添都知事の公用車問題は、「上流階級バイアス」で説明できる

舛添都知事の今回の横暴(報道が事実なら)、

これは

「東京都知事」

という地位が

原因かもしれません。

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www.huffingtonpost.jp

事実はわかりませんが、

舛添さんの今回の公用車問題は、

「問題あり」という前提で記事を書きます。

別に政治的なイデオロギーは特にないです。

右とか左とか。あえて言えば中道でいたい。

 

blogos.com

 

上流階級バイアスとは 

舛添都知事の今回の公用車問題は、

心理学の「上流階級バイアス」(Upper Class Bias)で

考えると違ったふうにみえます。

 

上流階級バイアスとは、

社会的地位の高い人ほどモラルに欠ける行動をとりやすくなる

こと。

たとえば高級車は横断歩道で停止する率が低い、

といわれます。

バイアスとは、脳のクセです。脳の習性のようなもの。

 

不正はポストがつくる

ポイントは、モラルの低さは

性格や人格の問題ではないこと。

 

地位がモラルの程度を決めているのです。

たとえば、

もともと「社会を良くしたい」という情熱をもった人でも政治家になったとたんに不正に手を染めてしまうことがあります。

 

これは「政治家」というポストがそうさせている可能性が大きいということ。

 

同じように今回の政治家倫理に反するような振るまいは、舛添さん自体に問題があるというわけではなく、(だからといって責任がないわけじゃない)

問題は権力の歯止めができていない「東京都知事のポスト」です。

 

暴走を防ぐシステムがなかったことが一番の問題

ではないでしょうか。

不正をしないことをその人の自制心に求めるのではなく、

あらかじめ横暴の歯止めとなるような仕組みつくる必要があったのかもしれません。

 

百姓のせがれから出発し、ときには信長の草履を懐で温め、ついには天下人となった秀吉も、関白になってからはそれこそ贅沢の限りをつくしたと言われています。

そしてその後、豊臣家がどうなったか。

あの秀吉ですら天下人になる過程で、初心を忘れてしまうことがあったかもしれないのです。

 

「上流階級バイアス」は他人事ではない

「上級階級バイアス」からわかることは、「態度は地位がつくる」ということ。

ぼくらにとっても重要です。

自己イメージを社会的地位などの属性とつよくリンクさせすぎると、知らず知らずのうちにそうした属性よりのふるまいをしてしまいます。

自分はニートだと思っていると、よりニートっぽくなるということです。

 

自己イメージを守るために

「私は、○○だ」と属性で固定して考えるのではなく、

「行動」に目を向けましょう。

 

行動に焦点を当てる。

自己イメージを静的なものでなく動的にみる。

この方が、自己イメージへの影響は小さくなります。

 

 

秀吉じゃないですが、初心を忘れずにいるというのは実は人間には、困難なことなのかもしれません。

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

下記の本の著者である池谷さんがおっしゃるように、

日本にはとてもいい言葉があります。

 

<参考>

『自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80』池谷 裕二著