意志力はお金と一緒です。使える量が決まってます。
心理学の大発見
一日に行える意思決定の総量は決まっているということは、心理学の大発見の一つとして知られています。
つまり意志力にはお金のように使える量が決まっているのです。
意志力は、選択で消費する
何かを決めるために意思決定をすることで意志力は消費されます。
たとえば、「朝どの服を着るか?」
と考えるだけで意志力は使われます。
この意志力の総量は、人によって異なります。
脳のつかれ=決めすぎているかも
疲労感を感じているときには、すでに決めすぎているかもしれません。
何かを決めすぎることで意志力は消耗します。
意志力の消耗は、「脳のつかれ」として感じられます。
つかれない脳をつくるために
意思決定の回数をへらす
意志力を節約するためには、意思決定の数を減らすことです。
たとえば、スティーブジョブズといえば、黒のタートルネック。
毎回同じ服を着るのは、意志力を無駄にしないためにやっていたとも言われています。
同様の理由からオバマ大統領は、同じ色のスーツしか着ないと言われます。
おなかが減ってから食べるのは間違い?
脳をつかれさせないという意味では、おなかが「グ~」っとなったらすでに「おそい」。「お腹が減った」と感じる時点で、20分おそいといわれます。
お腹が減ったと感じると→「何を食べるか?もしくは食べないか」などと考えなければなりません。そう考えることで、意志力は消耗します。
また、血糖値が下がると脳のパフォーマンスは落ちます。自制心が低下します。リスクのある判断に飛びつきやすくもなります(空腹時にはギャンブルや不倫をするリスクが高まる)
おなかがなる前に食べる
そこで、「脳をつかれさせない」ことでいえば、お腹が空いたと感じる前になにかを口にしましょう。3時間〜4時間に一回何かを体に入れることが理想とされています。血糖値が極端に落ちることも防げます。
疲れさせない脳をつくるために まとめ
- 一日あたりにつかえる意志力は決まっている
- 何かを決定することで意志力はへる
- 前日に翌日の服を決めたり、毎日食べる時間を一定したりと意志力を節約する工夫をしよう
追記
意志力には総量があるということですが、それを増やすことはできます。
意志力は筋トレのように鍛えることができるのです。
その方法については、また次の機会に。
参考